PyWispr 更新

これまで微妙にバグを含んだまま放置していた PyWispr ( d:id:RobinEgg:20121104:p1 )ですが、このたびリファクタリングをして更新しました。Bitbucket のレポジトリを参照ください。なお、以前書いたとおり、使用に際しては自己責任&SSL 証明書の実在確認は仕様上不可、という点を念頭に置いてご使用ください。

機能的な変更点は特に無いのですが、今回のリファクタリングの主な目的は、「Android 上で動くネイティブ Python」こと QPython への対応です。以前は Android 上で Python を動かすには SL4A ベースでごにょごにょしないとなかなか難しかったですが、最近では Google Play からインストールするだけで動くというレベルに達していることもあり、それほど大きくない規模のコードであれば、コードベースをPC/スマートフォンで共用するのは非常に簡単になっているように思います。

また、 WISPr 1.0 の仕様書を配布していたサイトがドメイン失効→別人に取られる、というどうしようもない醜態を晒していることもあり、 Bitbucket の当該プロジェクト上で仕様書の再配布をはじめました(特に規制するような文言はないことを確認していますが、問題ありそうなら止めます)。


しかしアレですね、数年前の自分が書いたコードは理解不能なクソコード、という格言は IT 業界に広く敷衍した真理の一つだと思いますが、なかなかどうして、こんなコードを書いたのは誰だ!あ、俺か、という一人コントはいい加減止めにしたいものです。

余談

コードを書き換えてる最中に気づいたのですが、 d:id:RobinEgg:20120617:p1 で書いた、 KDDIwifi について、

許容台数
4台までに拡張
MACアドレス
登録必須なのは変わらないけど、実際に登録した端末以外からでも、発行済みの認証情報を使って接続可

という仕様に微妙に変更されているようですね。そうすると、いよいよもって何のための MAC アドレス登録なんだ、という話になりそうですが(そもそも登録不要?)。