あけましておめでとうございます(関西はまだ松の内なのでセーフ)。4年半ぶりの投稿がこんなネタで良いのかと思いつつ。。。
今北産業向け要約
- Softbankの回線は契約端末種別によって利用可能なオプションが制限されており、Androidスマートフォンでの契約回線にはApple Watchモバイル通信サービスのオプションを付加できない
- SIM交換・端末種別変更(オンラインショップまたは店頭への持ち込み機種変更)することで付加可能になる
- Apple Watchに紐付けた親回線のSIMをiPhoneから抜くと、Apple Watchのセルラー機能も停止する
- 回避策が無いのでGPSモデルとして使用するしかない
今更っちゃ今更なんですが、年始のセールでApple Watch SEを買ったんですよ。GPS+Cellularのやつ。折角セルラーモデルなので携帯回線に紐付けて使おうとしたんですが、いまのところ携帯と回線の布陣はこんな感じなんですよね。
- iPhone 13 mini
- irumo(500 MB)
- povo
Apple Watchにモバイル回線を付与するにはirumoに月500円払うかSoftbankの無料キャンペーンで紐付けるかの二択なんですが、iPhoneはサブ機として使っていてそもそもirumoに月500円しか払ってないので、倍額払うのもなぁ、ということでSoftbankのSIMをXperiaから差し替えて開通申し込みをしたところ、こんな画面が表示されてしまって正常に処理が完了しない。
「処理に時間がかかっています」ってそんなことある?仕方が無いので、157とかショップとかで色々聞いて回ったところ、ショップのお兄さんが「契約端末の種別がスマートフォンだからか、そもそもGENIE上にWatch契約のオプションが上がってこないっぽい」というので、それならということでオンラインショップでSIMをiPhone用に交換することに。店頭だと3850円ですが、自宅配送なら0円なのはありがたいですね、そもそもSIM種別と契約種別を同期させるなというのはともかくとして。
申し込み前の最終確認で、追加オプションに「Softbank Wi-Fi スポット(i)」と表示されたので、これは勝ったという確信がありました(甘い)*1。
で、申し込み翌々日にはSIMが配送されてきました。iPhone用の5G SA対応SIM(nano USIM A (S); ZTWHR1)です。これをアクティベートして、iPhoneに入れてWatchのセルラー契約を進めると無事開通。
これで万々歳と思ったのですが、本番はここからで、SIMを元通りに戻したところ、どうやらWatchのモバイル通信の表示がおかしい。なぜ?とiPhone側のWatchアプリで状態を確認すると、なぜか開通させたはずの回線が「非使用中」に…。
これ知らなかった、ていうか公式サイトにも記載が全くないのふざけんなよと思うんですが、恐らくApple Watchのセルラー機能が稼働するには「ペアリングしているiPhone上でWatchと紐付けた親回線のSIMが常時機能している」ことが前提という仕様っぽいですね。え、そんなの聞いてないんよ…。
ドコモのワンナンバーフォンのように、主回線に紐付いた番号を付与してeSIMにでも焼き込んでしまえば、あとは単独で機能するものと思い込んでいたので、これは完全に盲点でした。まさか親機のSIMも見に行くとは…。ということで当面はこのWatchはGPSモデルとして使っていこうと思います(まじで…)。やっぱりApple+Softbankって鬼門、というかやっぱりApple製品ってこういうトリッキーな使い方するのには向いてないですね。
余談
SoftbankのiPhone向けSIMですが、Xperiaに戻したときに5G SAも通るのかは不明です(近所にエリアがない)。が、恐らく大丈夫なのでは。。。という感触があります。追記:iPhone 契約SIMでもXperiaで5G SAへの接続を確認しました。
あと、同SIMはIMEI制限撤廃の影響で
- plus.acs.jp(.v6)
- plus.4g
いずれも接続が可能になっています。が、リモートホストが softbank\d{,12}.bbtec.net になるようです。Android端末での契約ならどちらも om***.openmobile.ne.jp だったので、こんなところまで契約種別が影響するんだ…という感じですね。