追記
どうやらバグとして確認されたようです。
原文
タイトルの通りなのですが、どうやらつい先日正式リリースと相成った Ubuntu 13.10 より、 apache2 系で認証モジュールの一部として広く使われている libapache2-mod-auth-mysql パッケージが削除されたようです。と同時に(というか、こちらが先なのかも)依存関係のある apache2.2-common パッケージも削除となっています。
Launchpadの状況
libapache2-mod-auth-mysql
apache2.2-common
- amd64
- apache2.2-common : amd64 : Saucy (13.10) : Ubuntu
- i386
- apache2.2-common : i386 : Saucy (13.10) : Ubuntu
LaunchPad のコメントを見る限り、 trusty-proposed に移動したよと書かれておりかつ個別パッケージのページには Status: published となっているので次期LTSである Trusty Tahr (14.04)では復活しそうな雰囲気なのですが、肝心の apache2.2-common が完全に沈黙しているため、手の施しようがなさそうです。
ちょっと探したのですがこの辺に関するアナウンスが見当たらず、その割に結構影響の大きい変更なのでどうなってるのか正直よくわかっていません。ユーザー管理をMySQLに投げているケースは大手を含めてそれなりに多いと思うのですが、Maria DBへの移行過渡期ということなのでしょうか。また、 apache2.2-common が deleted となっている理由もよくわからず、2.4系に切り替えるという話も出ていなかったと思うので、なぜこのタイミングで?という感じです。
Saucyのサポート期限は2014年6月までなのでまぁ問題は軽微としても、2年ぶりのLTSであるTrustyでも放置というのは流石に考えにくい話でもあります。