格安サーバー

定期的に上がってくるネタ。何度目だろう。

ML115に中古激安グラボ積んでDDR2満載してRAMディスク活用すれば相当快適、しかも2万円前後。

2万円で快適デスクトップPC生活を楽しむTips 〜トロいネットブックはサブにしろ!?〜 - キャズムを超えろ!

自宅近所にじゃんぱらがないので PCIe な中古グラボが出回ってるのかどうかがいまいちよくわからない(AGPはよく見かける)けど、5千円も出せば新品でもかなりのものが買えるので、わざわざ中古にこだわる必要はないんじゃないかな。それにしても最近半導体製品は安いよね。

で、ML115 でもいいのですが、正直あの排気ファンの音はちょっと慣れるまでしんどいわけで。どの程度うるさいのかというのは某ハードウェア板でもたびたび論争の的となるので割愛しますが、少なくともメーカー製パソコンではトップを争う程度ではないかと。

我が家でも ML115-G1 が Ubuntu 6.06 LTS Server が入った状態で24時間稼働していますが、やはり音はお世辞にも静かとはいえない。作業中にふっと意識しちゃうと耳から離れなくなるレベル。2ch ハードウェア板でもたびたび指摘されていますが、デスクトップマシンとして常用するにはサウンドカード・グラフィックボードの付加が必須であることと、メモリとVGAボードの相性問題(4GB以上のメモリを搭載するとグラボが見えなくなることがある)を抱えていることから、最近では一時に比べると売り上げは鈍化している模様。

ここ最近伸びているのが、NEC が昨秋に売り出した Express 5800/S70(タイプSD) で、サウンド・グラボを標準搭載の上非常に静かで PCIe x16 を装備、メモリは最大 16GB まで、FSB は1333MHz まで対応、Intel 純正 GbE チップ搭載、それでいてお値段14,700円という懐への優しさから NTT-X Store では在庫入荷 → 数分で完売という PT1 並の人気を誇っています。私もサブマシンとして購入したはずだったのですが、いつの間にか Q6600@3GHz に交換され、メインマシンとして稼働しています。RAMディスクとして Gavotte を使うとより快適。

他には、 Dell が正月休みに Quad Opteron 搭載で送料込み19800円という赤字覚悟で大放出をやらかした T105 という機種*1や、NECの 110Ge なども選択肢として上げられます。

OS

最近は Ubuntu + Compiz が使いやすくて仕方がないのですが*2、それでも Windows を使いたいという場合は多々あります。

Technet Plus Subscription
あくまで評価目的という条件付きですが、年額約4万円を支払うと、MS製ソフトの大半*3をインストールし放題という契約形態があります。OS 以外に Office も含まれるので、自宅等で複数台の格安サーバーを運用する環境にあれば非常にお得な契約プランかと。
MSDN Operating Systems
開発者向けライセンスで、既に Visual Studio を持っている人が開発用OS環境をインストールするためのものです。$699らしいですが、いまいち情報が見つからない。
Dreamspark を使う
学生(高校生〜大学院生、専門学校生、高等専門学校生の 4,5 年生)を対象とした Dreamspark という Microsoft の無償提供プログラムがあり、 Visual Studio Professional に加え、 Windows Server 2005/2008 が無償提供されています。本来はサーバー向けOSですが、勉強の一環もかねてホーム仕様のOSから離れてみてもよいかもしれません。
普通に買う
FDD/Memory とセットになっているあれです。一般的なメーカーインストール品(OEMライセンス)は他機種へのインストールは契約違反となることが多く、特に格安サーバーの場合、頻繁に機種の更新を行う可能性が高いため、自由度の高いライセンスを一本もっていると何かと便利です。


というか格安サーバーに手を出す人は前提として数本の自由度の高いライセンスを持っていたり、普通に linux/*nix を触れるよということが多いようなので、本体価格の話をする際には基本的に OS の値段を省いた上での話となります。

*1:これも癖があったようですが、BIOS改定により大幅に使い勝手が向上している模様。PCIe x8までしか対応していないのが玉に瑕。

*2:Desktop Cubeで4面ワークスペースはすばらしい

*3:開発系ツールを除く