更に追記
2013.04.01 現在、au ID によるログインで設定変更が可能になったようです。新たに記事を立てましたので、詳細は d:id:RobinEgg:20130406:p1 をご覧ください。
追記
2012.12.03現在、改悪されてしまったようです。
下記に記載している送信先番号の「00900000」は「00900015」に変更になり、この番号にSMSを打った時点で強制的に非公開モードに変更されてしまうようです。
下記でも記載していますが、非公開とはいえ、中身はIMAPなのですが、ID/Passを公開してくれないため手も足も出ないようです。
iPhone専用番号である「#5000」はまだ生きているのでこちらに送信してやれば何とか使えはするのですが、下記記載の通り、一部端末を除くと純正メッセージングアプリはおろか、Google Playで公開されているようなSMSアプリケーションを使用しても特殊番号への送信ができない、というのが現状であるため、今後は望み薄だと思われます*1。
しっかし、なんでこんな改悪しますかね。Mediba ad の IS NETシュリンクラップ契約も大概ですが、最近ほんと酷い > KDDI。
以下、公開当時の文章
いまだに au one メールとか言ってる情弱はお呼びじゃないですね。
au では、昨秋のiPhoneの導入に伴って公式にIMAPサーバーとSMTPサーバー(とExchange(ActiveSync/DirectPush)サーバー)を一般に公開しました。これはすなわち、
という、これまでの閉じた網からの脱却という観点からは非常に大きな出来事です。
既にSoftbankも同様の対応をしていましたが、こちらはiPhoneに限った扱い*2となっており、キャリア提供の全端末で接続回線の制限なくIMAPサーバー公開というのは携帯キャリアで初めての対応ではないでしょうか*3。
各方面で散々指摘されていますが、auのメールシステムはどうやら以前から内部的にはIMAPであったこともあり*4、今回比較的スムーズに公開することができたのかなと思います。ガラケーでもSMSを通知トリガーにした中身はIMAPだったようで、SMS受信後IMAPサーバーにアクセスしてメールを表示、というシステムだったようです。
今回は、ガラケー、あるいはAndroid端末でIMAP認証情報を取得するためのTipsを紹介します。
なお、同様の手順でいわゆる ActiveSync/DirectPush と呼ばれる、Exchange互換のリアルタイム受信(Android端末上の表記はコーポレート同期)を使用することもできます。ただし、この設定を行った場合、iPhone以外の端末では通常のEzメールアプリでの受信はできなくなりますのでご注意ください*5。
手順としては、既にiPhone向けに公になっているSMSによる設定方法とまったく同じです。iPhoneの場合、宛先に #5000 を設定したSMSを送信することで設定用のページを取得することができましたが、ガラケー、もしくはAndroid端末ではこの宛先に送信できないものが多かったため、専用のアドレスに送信することになります。
- SMS(宛先: 00090000、内容: 1234)で設定用アドレスを取得
- 取得したアドレスにUser AgentをiPhoneに偽装して、auの回線(含WiMAX)から接続。接続元は確認されないため、認証情報を取得したい回線とは異なる回線から接続しても問題なし。
- 設定完了後、認証情報がSMSで送られてくる
たとえばガラケーとAndroid端末の二台持ちの場合、ガラケー宛のメールもAndroid端末で確認したい、という場合、ガラケーからSMSで 00090000 に送信すると設定ページのURLが送られてくるので、そのURLにAndroid端末から接続し、設定に成功すると、ガラケーに認証情報がSMSで送られてくる、という寸法です。
なお、多くのAndroid端末では、アドレスバーに
about:debug
と打ち込んでデバッグモードに移行してやると、設定メニューからUserAgentをiPhoneに変更することが可能ですので、この状態でアクセスするとすんなり設定を行えます。